タイルに関する用語【面状】
タイルを選ぶ際に、色やサイズと同じくらい重要なのが「面状(めんじょう)」です。
今回は、タイルの面状の種類や特徴、選び方について詳しくご紹介します。
タイルの面状とは?
タイルの面状とは、タイル表面のデザインや加工状態のことです。
例えば、
- ツルツルとした平らな表面
- 自然石のような凹凸のある表面
- 光沢のある表面
- マットな表面
などがあり、それぞれ異なる雰囲気や機能性を持っています。
面状によって建物全体の高級感や重厚感、温かみなどの印象が変わるため、タイル選びの重要なポイントの一つです。
主なタイルの面状の種類
メーカーによりさまざまなものがありますが、代表的な面状とその特徴をご紹介します。
※画像はイメージです。
<フラット面>

表面に凹凸が少なく、平滑な仕上がりのタイルです。
- シンプルでスタイリッシュ
- 現代的なデザインに合う
- 清掃しやすい
<ラフ面>

添加物によって、表面がひっかいたような荒い面状です。
- 素材感が強調される
- 温かみのある雰囲気を演出
- 光の当たり方で表情が変化する
< ローラー面>

ローラーによって表面に細かな模様を施した面状です。
- 規則的なテクスチャー
- 上品な陰影が生まれる
- 落ち着いた高級感を演出
< スクラッチ面>

表面に釘状のようなもので、引っかいた仕上げです。
- シャープな印象
- 横方向や縦方向のラインがアクセントになる
- 外壁に立体感を与える
< ブラスト面>

砂や研磨材を吹き付けて表面を加工した仕上げです。
- マットな質感
- 滑りにくい
- 自然な石調表現が可能
< ハツリ面>

石材をノミなどで削り取ったような表情を再現した仕上げです。
- 力強い素材感
- 重厚感がある
- 和風・高級感のある建築と相性が良い
<割肌面(わりはだめん)>

天然石を割ったような凹凸を再現した面状です。
- 重厚感がある
- 高級感を演出できる
- 陰影が生まれ立体感が出る
面状を選ぶ際のポイント💡
✔使用場所を考える
外壁・床・エントランスなど、施工場所によって適した面状は異なります。
✔メンテナンス性を確認する
凹凸が大きい面状は意匠性が高い反面、汚れが溜まりやすい場合があります。
✔建物全体とのバランスを見る
タイル単体では良く見えても、建物全体との調和が重要です。
サンプルだけで判断せず、施工事例や実際の仕上がりイメージを確認することをおすすめします。
まとめ
タイルの面状は、建物の印象を大きく左右する重要な要素です。
色やサイズだけでなく、表面の質感や凹凸にも注目することで、より魅力的な空間づくりが可能になります。
第一弾はこちら → タイルに関する用語【分類・サイズ・役物】
第二弾はこちら → タイルに関する用語【目地】
第三弾はこちら → タイルに関する用語【施釉と無釉】




